約2年半、ウズベキスタンの病院で活動後、いろんな出逢いがあり、現在福島に住んでいます。気づけば一児の母に。娘との毎日を充実したものにさせてくれた『おむつなし育児』と『さらしおんぶ』についてぼちぼち書いています。


by насиба
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ナゾカットと働いて。

今日も1日働いてきました。

前回やって、あの疲れにはびっくりしちゃったけど、1日働くことで得られることも多かったので、やりたくなったのと、気になる患者さんがいたので、やることにしました。


Cさん、虚血性心疾患、非ST上昇型急性冠症候群、肺炎で、呼吸状態も血行動態も悪く、たぶんすぐ挿管された様子。



私が来たときは、挿管されてから3日目だったようで、朝来たときは血圧がまだ100いけばいいくらいだったのですが、徐々に良くなっていきました。
うちの病棟、大抵挿管された方は、抜管するまでに至らないんです。
なので、記録を読んだ時はびっくりでした。



このCさん、この見た感じからして、血圧が低かったからか、きっと何も動かしていなさそう。



たまにばたばたと動くから、そのつど鎮静剤を使って眠らせていたっぽく、あまり動かしたくないという感じがしました。



でも、痰はめっちゃ多そうだし、血圧良さそうだったら、もうちょっと動かしたいなぁ…。



朝Cさんを見た時、そんな風に思いました。






今日一緒の看護師は、働き始めて1年くらいの看護師ナゾカット。
もう一人は、私と同じ歳くらいのソォダット。


2人一組で看ていて、ソオダットが医師からの指示受け、記録を書く、ひたすら書き物をする係で、ナゾカットが点滴や注射をしたり、患者さんのケアを主にします。




ナゾカットは、ちょいちょい私に聞いてくれることがって、私がたまに提案することにも、時間があればとくに否定することもなく、一緒にやってくれるんです。なので、よし、せっかく良くなってきたCさんに、今日はCさんのケアを1日できるかぎりやろう!まずは体位変換から…ということを目標に、ナゾカット、Cさんと関わることにしました。





ナゾカットは前に吸引する必要がある患者さんがいたんだけど、「怖くてできない。教えて」て言われたことがありました。

このCさんも、めっちゃ痰が多くて、私が来たときからもう痰があふれんばかりだったので、まず痰をとりたくて、ナゾカットに提案。

最初はやり方を見せながら、説明。

次は、説明しながら、ナゾカットが施行。


残念なのは、吸引のカテーテル。なぜか18Fr…。


それしかないようで…。


太すぎて、なかなか奥まで入りきらず。


でも、吸引の刺激で咳嗽反射はしっかりあって、痰が多くて、上がってきた痰はごっそりとることができました。




で、次。

ここはバイトブロックの代わりに、シリンジに包帯を巻きつけて、それを使っています。
でもそれだと、激しく顔動かす人はシリンジが外に出ちゃって、まるで意味ない感じで。

このCさんも、シリンジが出ちゃって、あぁチューブこれじゃ抜けちゃうよー。って感じでした。



バイトブロック、交換しない?って提案したら、あっさりOKだったので、交換することに。

で、ついでに「口も綺麗にしたいなぁ」と言ったらガーゼも持ってきてくれて、口腔ケアもなんとか完了。







その後、体位変換。


まずは身体の位置を上にベッドの上方に移動したかったんだけど、「持ちあがらないよー」とナゾカットが言うので、ちょうどよくシーツが横シーツのように引いてあったので、それを使って移動。

うまく身体が持ち上がって、移動成功。



その後体位変換。

横向いた時に、褥瘡、できてないかチェック。

幸い、まだ大丈夫でした。




その後、また時間を見て、横向けたいんだけど…、と言ったんだけど、この日急変や入院が多すぎて、なかなかナゾカットの手が開かず。


でも、ちゃんと私の言ったこと覚えていてくれて、声をかけてくれて、その後体交ができました。


今度は言わなくても、患者さんを上に移動させて、横向いた時も、おしりを気にしてみてくれました。





その後も、私が痰のこと、体位のことをちょくちょく気にしていたら、痰がごろごろしていると、ナゾカットは自分でこまめに吸引をしていて、体位を直すのも一緒にやってくれました。






でもまたそこで残念なことがあって、入っていた尿道カテーテルが留置用のバルンカテーテルじゃなくって、導尿用のバルンがないやつ。


それしかないみたいで…


いつ入れたものかわからないけど、時間がたつうち、抜けてきてしまいました。




また再挿入して、テープで固定するけど、テープもいまいちなやつで、やっぱり抜けてきちゃて…






おむつも変えたい状態になってしまったけど、おむつもなくって…。




しまいには、この日患者さんの入れ替わりが激しく、新しいシーツももう使い切ってなくなっちゃて…





もっといろいろあったら、患者さんも快適に過ごせるのに…





あぁ本当に残念、と思いながら、できることだけでもしっかりやろう、と思って、やってました。




その後、呼吸状態が良いままだったので、管を抜くことができました。





でも、問題はこの痰。


なかなか自分で出せないから、吸引するしかなかったんだけど、カテーテルはぶっといし、Cさんの抵抗も相当なので、なかなかうまく入らず。



幸いSPO2はとっても良かったので、この状態、悪くしないように、もう夜中だったけど、そのまま寝かせてしまわないよう、ごろごろ体交。



そのうち、その甲斐もあってか、自力で痰がでました。


ようやく喉のごろごろがすっきり。




朝方にはだいぶ呼吸状態落ち着きました。




ただ残念だったのが、おしり。


本人ももそもそ動くし、ごろごしてたけど、残念ながら朝ちょっと赤くなってました。





と、そこで出てくるのが、緑の消毒薬。


「それは意味ないからいらないってー」って私が言ったら、塗るのをやめたんだけど、やっぱり、何か塗らずにはいられなかったんですかね、塗っちゃって。

そこはもう、いいにしました。



「褥瘡には消毒」


この考えは、なかなか根強いです。




消毒して、また体位変換。この時、サニタリカさんも一緒にいて、「何で横向けるの」って聞いてきて。
そしたらナゾカットが「褥瘡ができないためよ」と言ってくれたのが、嬉しかったです。






全体通したら、十分にケアはできなかったけど、予想以上にナゾカットとケアができて、私がずっとCさんを気にしているから、ナゾカットも気にしながらCさんを看てくれたので、それがとっても嬉しかったです。


昼間、8時から14時まで働いただけじゃ、きっとこんなふうにはできなかったと思います。

1日はしんどいけど、そのしんどい時間を一緒に働くから、信頼関係も深まると思うし、そうすると、一緒に何かをやってくれよう、って思ってもらえて、今日もしんどかったけど、良い1日を過ごせました。







この日、1日で急変が4件、入院が10人以上いたんじゃないかなぁ。
入院が多いと、部屋を開けるために、一般病棟への転室も半端なかった。

基本15床の病棟で、これだけの入れ替わり…。

入れ替わりで転室できる人ばかりだけではないから、病室も4人が基本だけど、5人6人と、増えていって、そんな中で急変が相次ぎ、みんな昼休憩に入れず、やっと一息ついたのは、19時すぎ。


それでもまだ忙しいことは忙しいから、合間をぬって、みんな急いでごはんをかけこんで、夜は1時すぎくらいから交代で仮眠。

2時間くらいし寝て、また朝から仕事開始…



と、なかなかな1日でした。




そんなんで、へろへろになった朝。
いつものように滅菌のカストをまだ出しに行って、私の仕事はひと段落。
みんなは次の看護師に引き継ぎをした後も、まだ記録物があってまだ終わらない様子だったんだけど、「もうあなたは仕事ないから、帰っていいよ。」と言われ、一足先に帰ることに。


あの大量の記録物。
見てて本当にかわいそうになります。




帰り道。
お腹が異様に空いたので、朝からソムサ、しかもタンデルソムサ、さらにカリトーシカリィ(じゃがいもが中身のやつ)がなくって、グシュトゥリィ(肉が中身のやつ)を食べました。


タンデルソムサってのはふつうのソムサより大きくて、一つ食べたらお腹いっぱいになるのに、物足らなくって、二つも食べてしまいました。

おいしかったぁ。


そういえば、日本で働いてた時、夜勤明けのお腹は底なしだったなぁと思い出しました。。






それにしても、あの異様な疲れ…。

メトロ乗っても、寝過ごしちゃいそうで、降りた後も、あの階段を上るのが一苦労で…。


そして帰ったら、どうやら今週からアタプレーニアの準備のためお湯が出なくなっていたようで…。



もうろうとしながらお湯沸かして身体洗って…(おかげで土鍋、落として割ってしまった…あと3か月なのに…)




昼間爆睡でした。




私以外の看護師さんたちも、疲れているみたいだけど、でも私より疲れてなさそうなんだよねぇ。

なんでだろ。。

私が体力ないからか、1日働くってことになれてないからか、ペースがつかめず全力で働きすぎたからか…





もう何回かやったら、慣れてくのかなぁ。




自分の体力と相談しながら、週1ペースくらいで夜勤、これからもやっていこうかと思っています。
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by woody_bullseye | 2013-10-09 05:49 | 派遣3年目 活動のこと | Comments(0)